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簡単なデバッグ

ソースコードのエラーが原因で、プラグインの実行時に以下のようなランタイムエラーが発生することがあります。

実行時エラー

(ダイアログは、お使いのシステムの言語で表示されます)

エラーメッセージの確認

この例では、エラーメッセージから問題がデータ型に関連していることがわかります。 しかし、デバッグのためにはエラーの正確な発生箇所を特定することが重要です。

PDBの生成を有効にする

プログラムデータベース(PDB)ファイルは、エラーの発生箇所に関する詳細な情報を提供します。 これを有効にするには、「ビルドと実行の設定」ウィンドウを開き、「出力にPDBを含める」オプションをチェックしてください。

再度プラグインを実行すると、エラーメッセージに行番号が含まれるようになります。

行番号

行番号は通常、C#ソースファイル(.cs)へのパスの後に表示されます。複数の行番号が表示されている場合、通常は最も上にあるものが問題の根本原因を示しています。

注意: プラグインを配布する際は、PDBの生成を無効にし、.pdb ファイルを含めないでください。PDBファイルはファイルサイズを増加させるだけでなく、ローカルのユーザー名などの機密情報を漏洩させる可能性があります。

不具合のあるコードの特定

行番号がわかれば、問題を引き起こしたコードを特定できます。 「デバッグウィンドウ」を開き、エラーメッセージに表示された行番号と一致する行を見つけます。

デバッグウィンドウ

次に、問題のあるコードに対応するブロックを特定します。周囲の文脈を確認する必要があり、そのためにはC#に関する知識が必要になる場合があります。うまくいけば、エラーを発生させたコードが特定のブロックから生成されたものであることを突き止められます。

ブロック

エラーの修正

ランタイムエラーの多くは、型の不一致が原因です。 型に関する詳細はこちらの記事をお読みください。 問題の原因を特定できない場合は、開発者までお気軽にお問い合わせください。